「全国1%の保育園から、先進的な保育園運営を発信・共有していくプロジェクトを正式スタート」
 ~ 多業界の大企業・NPOも参画し、少子化・待機児童問題の解決に向け、子育て産業を協創 ~

一般社団法人家庭まち創り産学官協創ラボは、全国の保育園、子育て産業に関わる企業やNPOと共に、
保育園運営における自発的な取り組みを促進するプラットフォームを正式にリリースします。


<取り組みの背景>
「社会の垣根を越えて、家庭と産業をデザインする」ことを目指し、弊社が手掛ける「ソーシャル
プロデュースコンソーシアム」の第一弾プロジェクトとして、社会にとって特に重要な“子育て”から、
産学官で課題解決に取り組んでいます。

今回の取り組みの背景として、少子化の大きな要因である待機児童問題の解決を目指しています。
その待機児童問題の真因として、職場の過重労働・いじめによる保育士の離職率の高さがあり、
それによって保育業界全体で慢性的に園運営に必要な保育士が不足していることが、大きな課題に
なっています。

そんな中、自発的に新たな取り組みを進める保育園が増えている一方で、行政の監査でもマイナス面
のチェックが中心となるため、プラスの努力が認められる場が無いという声を数多く頂いてきました。
そのため、保育・子育てに想いを持つ様々な保育園・企業・NPOとの課題解決の検討を通して、
そういった前向きな取り組みに対するインセンティブや情報共有の場を協創していくことに致しました。

<取り組み内容>
上記課題の解決策として、全国の保育園が自園の想いや取り組み内容について、プロジェクトweb
ページ・人材紹介会社就職サイト・合同勉強会等で、発信・共有出来るプラットフォームを提供します。

また、都内の有志の保育園が中心になり、自発的に進めている取り組み内容を集約し、約60個の
先進項目を作成。先進的な取り組みの一つの目安として発信しながら、今後も全国の保育園と継続的
に内容を更新していきます。

  • なお、項目については、どの保育園も各々の理念を持っているので、「どの保育観か正しいか」
    の部分でなく、土台となる「仕組み・サポート」の部分に、まずは焦点を当てています。
  • また、独自の良い仕組みで運営している保育園の多いため、先進項目の中での自園の項目数を
    発信するか、もしくは定性的な取り組み内容だけを発信するか、各園が選べるようにしています。

その上で、人材紹介会社とも連携することで、保育士が保育園を選ぶ際の目安にも活用していきます。
また、保育園・企業・NPOとのニーズ・シーズを共有する勉強会・フェアを実施し、そこから生まれる事業
・制度案を実現する戦略設計・試作・試供の支援を行っていきます。

まずは、19年1月から小規模なトライアルを実施しておりましたが、既に全国1%の保育園、多くの
企業・NPO等から賛同・参加表明を頂いたことから、4月から正式リリースすることに致しました。

<現時点の参加団体>

  • 保育園:ぬくもりのおうち保育(株)、(株)アソシエ・インターナショナル、キッズラボ(株)、
    (学)岩谷学園 エクレスすみれ保育園 等の全国約250の保育園
  • 企業:ソフトバンクグループ(株)Hugmo、保育ICT(株)、日本ユニシス(株)、(株)マイナビ、
    コニカミノルタジャパン(株)、セコム(株)、(株)ドリームインキュベータ(後援)等の約25社
  • NPO等:(NPO)びーのびーの、(NPO)はたらくらす、川口こども食堂、(一社)ママリングス、
    (一社)北沢おせっかいクラブ、(一社)DAKKO 等の約10社

今後は、全国の20%の保育園の参加を見据え、自治体・大学等とも本格的に連携し、
少子化・待機児童問題の解決を目指していきます。